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動きの質が変わる、初動負荷革命   (Vol.60)

初動負荷トレーニングは元々高校まで野球をやっており、イチロー選手が取り入れているトレーニングとして知っていました。

そして、大学でラクロスを始め、身体の連動を高めたいと思ったのがきっかけで初動負荷トレーニングを始めました。

高校の時はウエイトトレーニングを多く取り入れていた為、筋量や筋力という要素は長けていました。大学ではウエイトトレーニングを行い、筋量を増やすのではなく筋機能や動作機能を高め、持っている身体をいかにより良く動かすかという考え方になりました。

 

初動負荷トレーニングを行ってみての体感は、体験の際はとにかく柔軟性の向上を大きく感じました。

トレーニングを継続するうちに柔軟性だけではなく、骨盤や股関節の動きや肩甲骨の動きを感じるようになり、股関節と肩甲骨の連動も感じられるようになりました。

トレーニング中に、体幹をしっかり使う意識や身体の根幹から動かす意識がしっかりできており、またその動きを連動させているという実感があります。

そして、この感覚が普段の「歩く」という基本動作でも股関節から動かす感覚を出せたり、座る姿勢においても骨盤を立てるよう意識できたりします。また、重いものを持つ時も肩甲骨から動かして持つことができる感覚があります。

ラクロスという競技においても、動きのフォームが改善・向上することによって競技パフォーマンスの向上にも繋がっていると思います。

 

今年は大学競技としてはラストシーズンになりますので、関西学生ラクロスリーグ初制覇を目標に取り組んでいきたいと思います。

 

長尾 泰生 様   21歳   立命館大学体育会男子ラクロス部(副主将)