友人から「ワールドウィング京都」の紹介を受けた時、「それって興味があって、以前から手帳に書いてあるけど」という不思議な縁で通うことになりました。僕が知っているときは京都になかった時代でしたから、京都にできたことも驚きでしたね。
トレーニングは17ヶ月で340回と真面目に通っています。というのは、果たして自分にとって必要なものか否かも、だらだら通っていては分かりませんからね。つらいと思われるマラソンにもハマって、今では趣味の領域になっています。だけど趣味って言っても、自分の中ではいくつになっても、自己記録の更新がしたいじゃないですか。その証明みたいに頑張っているところです。
その成果はなかなか思うようには出てきていません、ただ、ひとつずつの動きの意味―走っている最中、これだ!と思うような場面に少しずつ出くわし、何か今までと異なる感覚が生まれてくるかと期待を持ち始めています。
マラソンは今から15年ほど前、京都シティハーフマラソンからでした。この時「完走証」なるものが送られてきました。それは、自分が絶対評価で証明された喜びを初めて感じ、それまで相対評価の世界で悶々と喘いでいた自分の世界が変わった瞬間でした。そこから、自分の努力の成果がすっきりと現れるマラソンにどんどんハマってしまいました。
いまや全国を走り回って、あと10県ほどでまさに全国制覇です。全国に「ラン友」は増えるし、健康管理、栄養管理、練習計画と考え、いま充実した生活が送れるようになっています。これも僕のマラソン生活を支えるサポーターのおかげです。それは、「ワールドウィング京都」のスタッフや、僕のマラソンを支える友人たちであり、また、レース会場での沿道の応援の方たちです。つらい状況でどんなに支えられていることか、いつも感謝しながら走っています。今後とも、感謝の気持ちを忘れず走り続けたいと思っています。
最近は、高齢者のランナーの数が減ってきて、上位入賞が近づいてきています。こればかりは相対評価ですけれど。まだまだ、頑張ります。
須磨 光様 一般男性会員様 72歳 マラソン