元々、ノーチラスマシン(※①)という名前とデザインに惹かれて以来、空気抵抗を利用したカム・ツー・マシン、今でも専門的な診断や治療にも使われるサイベックス・マシン(※②)と、トレーニング・マシンをデザインとして見るのは好きでした。その私からしても、「初動負荷マシン」の圧倒的な存在感には造形美を感じました。黒と金属の放つ輝きのコントラストとデザイン、私が以前からある(B.M.L.T.CAMがまだ搭載されていなかった)マシンのデザインの方が好きなことがわかっていただけると思います(笑)。
ただ、当時の私は別のジムでのトレーニングやボクシングに満足していましたし、自宅からの距離や仕事のサイクルから機は熟していませんでした。そんな私が、大学教授になり、岡山での4年間の生活を終えて京都に戻ってきたときには、身体はガタガタになっていました。
忙しいことで有名な大学で、学科長という管理職をしながら、広島大学で博士課程後期の研究に取り組んだのですが、そのおかげですっかりトレーニングはご無沙汰になりました。拳法、空手、フリーウェイトで痛めた古傷の膝、腰、肩は痛み、階段の上り下りにも苦労する始末。つまり、初動負荷トレーニングを始める時期が来たわけです(笑)。
そんな私が、先日、トレーニング200回の記念の品をいただきました。この200回の間に、歩くことが辛くなくなり、日常生活上の支障も減りました。肩周りの柔軟性が上がり、体調は回復、元気になってきました。これも、丁寧でフレンドリーな「ワールドウィング京都」のスタッフのみなさんのおかげです。トレーニングの時間帯が同じで、ジムで自然と顔を合わせるようになった方々との挨拶もうれしいものです。
今後は、右腰周りの課題、右脚そのものの課題を改善し、さらに柔軟性を向上させたいと思います。そして、機会があれば精神性を考える上でも、合気道をやってみたいなと思う今日この頃です。
鎌田 首治朗様 一般男性会員様
(※①②)「ノーチラスマシン」「サイベックス・マシン」…どちらもトレーニングマシンの名称です。