会員様の声

表現力の溢(あふ)れる演奏を目指して(Vol.77-2 平成29年8月1日(火))

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私の職業はオーケストラプレーヤーです。ヴァイオリンを弾いていると言うと、「優雅」というイメージを持たれがちですが、実際は優雅とは程遠い肉体労働です。オペラやバレエは3時間以上の楽曲もあって体力と集中力がいりますし、舞台上の華やかさとは真逆の地味な作業(練習)の毎日です。


 

 忙しい生活が続いていた頃、指が思うように動かなくなりました。お医者様に手術を勧められましたが、自分が身体の構造について何も知らないことを実感し、筋肉・神経・骨のことを勉強しました。力まない滑らかな弾き方を研究していた時に、TVで小山裕史先生の理論に出会いました(イチロー選手の3,000本安打達成という偉業のおかげです)。


 

演奏表現の豊かな人は、無限のイマジネーションを持っています。脳からの命令(イメージ)を妨げない神経回路と、命令に瞬時に反応できるしなやかな筋肉を保つことが、クオリティの高い演奏につながります。


 

スタッフの方々が教えてくださる知識は、日々追い求めているヴァイオリン奏法の最終結論に導いてくれます。細かい疑問にもいつも丁寧に応対してくださるので、ジムに行く度に新しい発見があり、本当に感謝しています。


 

 通い始めて1年、ようやくマシンと一体になって筋肉の弛緩や収縮を自然に感じられるようになりました。以前より体幹がしっかりして、楽に力強いフォルテシモや繊細なピアニシモを出せるようになりました。人間の身体はとても奥深い。その能力の数%程しか使いこなせていないのではと思うと、勿体(もったい)なく感じます。でも、気づいた時がスタートだと思って、今は取り組んでいます。



人生の経験を重ねると、出したい音や想いも変化してきます。今の自分が出したい溢れる想いを音楽で表現できるよう、身体のメンテナンスを続けていきます!


 

森本 京子様 一般女性会員様(京都市交響楽団)